
Linkclubはauひかりのプロバイダ?公式サイトにものってない謎
auひかりに加入しようかと考えている方はauひかりについてはもちろん、auひかりで利用できるプロバイダについても詳しく調べますよね。
そうするとauひかりの公式ホームページにないLinkclubというプロバイダがあることに気付くかもしれません。
でも公式に載っていないとどんなプロバイダなのか、また申し込んでも大丈夫なのかかなり疑問に思うのではないでしょうか。
ここではそんなLinkclubについて紹介しながら、他のauひかりのプロバイダとの違いなどを検証していきます。
auひかりのプロバイダLinkclub(リンククラブ)とは?
Linkclubってauひかり以外でもあまり聞いたことがないプロバイダですよね。
運営しているのは株式会社カイクリエイツでプロバイダサービスを開始したのは1996年と、同業者の中では長い歴史を持っています。
ここで株式会社カイクリエイツの基本情報をまとめておきましょう。
会社名 | 株式会社カイクリエイツ |
本社所在地 | 東京都渋谷区神宮前5-39-6 |
代表取締役 | 小林 裕子 |
設立年 | 1990年 |
資本金 | 9500万円 |
株式会社カイクリエイツが展開している事業はプロバイダサービスだけではありません。
というよりもLinkclubという名称のレンタルサーバーやドメインレンタルサービス、それにビジネス用のクラウドの方がメインになっているようですね。
公式ホームページを見ていてもプロバイダ事業についてはほとんど触れられていないのです。
Linkclubではauひかりの新規契約は受け付けていない
リンククラブのauひかり加入のためのホームページを見ていると、ホームタイプの工事費が41,250円(税込み)の30回払いになっています。
でもauひかりでは工事費が60回払いに変わっていますよね。
なぜホームページに古い情報がのっているのか不思議に思うかもしれませんが、実は2020年2月の段階でLinkclubauひかりは新規での受付を行っていません。
キャンペーン情報などもまだのっているのでいざ申し込み手続きに進んでみると申し込む事ができないようになっています。
でずがLinkclubは現在auひかりでLinkclubをすでに契約して利用している人だけを対象にサービスやサポートを行っていて、新規で加入しようとしている人には門を閉ざしている状態ということです。
Linkclubが申し込める提供エリアは限定的だった
Linkclubは利用できるエリアに制限があります。
現在auひかりのホームタイプは関西、東海地方以外で使えますが、Linkclubは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、山梨県という関東地方だけがサービスの提供対象になっていました。
使える地域がかなり狭いのもauひかりのプロバイだとしてあまり名前が知られていない理由かもしれませんね。
auひかりのエリアについては以下の記事で詳しくご紹介していますので参考にして頂ければと思います。
Linkclubで利用できたauひかりのプラン
auひかりにはホームタイプとマンションタイプがありますが、Linkclubではホームタイプのみ取り扱っていました。
auひかりホームのプランには以下の3つのプランがあります。
標準プラン 月額6,930円(税込)
ギガ得プラン(2年契約の自動更新) 月額5,720円(税込)
ずっとギガ得プラン(3年契約の自動更新) 月額5,610円(税込)
長期契約の縛りがあるものの料金が安くなることからずっとギガ得プランを選ぶ人が多くなっていますね。
Linkclubでauひかりを利用する場合はギガ得プランの1択になってしまうようです。
プランを自由に選びたい方には物足りないのではないでしょうか。
auひかりの料金やプランにつきましては以下の記事で詳しくご紹介していますので参考にして頂ければと思います。
Linkclubとauひかり現行プロバイダの比較
Linkclubは利用できるプランや地域が狭いと書きましたが、他のプロバイダとの違いはまだまだあります。
auひかりの公式に載っているプロバイダは、au one net、@nifty、So-net、BIGLOBE、@T COM、ASAHIネット、DTIですね。
ここではその違いを比較しながら詳しく見ていくことにしましょう。
接続速度の比較
auひかりホームタイプで接続速度は1Gbps、5Gbps、10Gbpsの3つの速さが選べますね。(5,10ギガは地域限定)
でもLinkclubとそれにとASAHIネットは1Gbpsだけの提供になっています。
5Gbpsと10Gbpsを利用したい場合はそれ以外のau one net、@nifty、So-net、BIGLOBE、@T COM、DTIを選ぶようにしたいですね。
キャンペーンの比較
auひかりのプロバイダは新規加入で色々な特典を用意しています。
Linkclubのキャンペーンは
・ネットの契約(ギガ得プランホームタイプのみ)で30か月間月額料から750円割引
・ネットと電話の契約(ギガ得プランホームタイプのみ)で30か月間月額料から750円割引と30か月間光電話オプション料の500円を割引
というものになっていました。
この金額は全て税込みと表示されていますが、電話オプション料は明らかに税抜きの金額なので矛盾があります。
とはいえ理論上はネットと電話を申し込んだ場合は丁度初期工事費の費用が割引で還元されることになりますね。
その他プロバイダも内容は変わるものの様々なキャンペーンを行っています。
au one netだとネットと光電話の加入で60か月間137.5円(税込)の割引と光電話のオプション料550円(税込)が割引になることで初期工事費が補填されるだけでなく、ずっとギガ得プランへの加入で10,000円のキャッシュバックがもらえますよ。
KDDIのホームページから申し込んだ場合@niftyと@T COMそれにSo-netはずっとギガ得プランのネットと光電話に加入することで60か月間137.5円(税込)の割引と光電話のオプション料550円(税込)が割引になります。
BIGLOBEの場合はずっとギガ得プランのネットと光電話に加入でネット料金が最初の11か月間は907.5円(税込)割引、12か月目から23か月目までは797.5円(税込)、24か月目から60か月目は687.5円(税込)割引になります。また60か月間光電話も無料で使えます。
Linkclubのキャンペーンは割引の合計から言うと他のプロバイダとほぼ同額で悪くない内容ですよね。
KDDIのホームページから申し込むかプロバイダのホームページから申し込むか、もしくは代理店から申し込むかでキャンペーン内容がかなり変わります。
auひかりは基本的に、プロバイダで申し込む場合は公式キャンペーンが主体となっています。
代理店から申し込むことでかなり高額のキャッシュバックがもらえたり、Linkclub以上の割引があったりするプロバイダがほとんどなのでどこからもうしこむのか一番お得か注意深くチェックしてくださいね。
KDDI指定の代理店経由で申し込むと、代理店独自のキャンペーン特典+公式キャンペーン特典が併用されますのでお得です。
auひかりの申し込みで適用になるキャンペーンについては以下の記事で詳しくご紹介していますので是非参考にして頂ければと思います。
利用できるサービスの比較
auひかりで現在受付されているプロバイダの場合、契約するとプロバイダの会員用ページのIDやパスワードとともに会員用のメールアドレスが無料で発行されます。
このメールアドレスを使うか使わないかは様々だと思いますが、Linkclubの場合は無料メールアドレスは発行されないんですよ。
その他プロバイダはオプションとして一定の料金を払うとセキュリティやホームページそれにリモートサポートや出張サービスを用意しているものの、Linkclubはこういったオプションも提供していません。
インターネットへの接続だけに特化したプロバイダだったのです。
現在利用できるauひかりのプロバイダについては以下の記事で詳しくご紹介していますので是非参考にして頂ければと思います。
auひかりのプロバイダLinkclubの評判
auひかりではこれから新規で申し込めないプロバイダではあるものの、やはりどんな評判なのかは気になります。
Linkclubの評判としてはまず2009年に会員に対して無断でセキュリティに関する費用10,000円を請求したとして新聞にも載りました。
現在はレンタルサーバーやホームページ作成機能などに事業の幅を広げていて、問題は過去のものとなった印象があります。
ネット上でもプロバイダとして悪い評判が並ぶということもありません。
ただもう受け付けていないにもかかわらず古い情報やキャンペーン情報の乗った申し込み用のページを残しているのは少し不思議ですね。
auひかりのプロバイダを比較検討している方にとっては紛らわしく感じるのではないでしょうか。
Linkclubから他のプロバイダに乗り換えることはできる?
auひかりでLinkclubのプロバイダを利用中の方で、以下の様に考えている方もいるのではないでしょうか。
月額料がよりお得なもっとギガ得プランに変更したい
5Gbpsや10Gbps超高速接続を利用したい
通常ならプロバイダ内でコース変更や高速接続への申し込みをすればいいのですが、Linkclubでは1Gbpsのギガ得プランしかないので変更はできなくなっています。
ではプロバイダを変更すればいいのかというとauひかりではそれも簡単ではないんですよね。
Linkclubを含めてauひかりは一度解約してまた別のプロバイダで入りなおさないといけなくなってしまいます。
Linkclubの解約で発生する可能性がある費用
Linkclubを解約する場合以下の費用がかかる可能性があります。
ギガ得プラン(2年契約の自動更新)の契約解除料 10,450円(税込)
初期工事費の残額
撤去工事費用 31,680円(税込)(2018年3月1日以降に契約の場合)
2年契約の契約解除料は契約更新月に解約する場合は払う必要がありません。
最初の契約更新月は利用を始めてから25か月目でその後2年ごとに繰り返されていきます。
そして初期工事費も利用開始から2年半で払い終わりますね。
なので利用開始から4年後の2回目の契約更新日に解約すると契約解除料も工事費の残額もかからなくなります。
ただ撤去工事費用の31,680円(税込)は2018年3月1日以降の契約分から絶対かかってしまうので結構な負担になりますね。
auひかりに再契約す場合にかかる費用
解約後auひかりに入りなおす時にまた初期工事費がかかってしまいます。
auひかりでは初期工事費が実際無料になるキャンペーンを行っていますが、再契約だと利用できない可能性が高く全額自腹になってしまいますよ。
初期工事費は41,250円(税込)なので撤去工事費の31,680円(税込)と合わせると7万円以上の出費になってしまいますね。
これだけ費用がかかるとauひかりはプロバイダの変更が容易ではありません。
そういった場合はある程度の期間が必要ですが、一度auひかりの解約で発生する違約金をすべて負担してくれるソフトバンク光に申し込みます。
しっかりとソフトバンク光は代理店経由でキャッシュバックをもらいましょう。
その後一定期間(ソフトバンク光の解約で発生する違約金が3万円以下になるまで)経過後改めて別名義(家族などできれば別性で)でauひかりを申し込む事でauひかりのキャンペーンを利用できる可能性が高くなります。
その際はauひかりも代理店経由で申し込み高額なキャッシュバックも期待できます。
ソフトバンク光の安心できる優良な代理店をご紹介しておきます。
ソフトバンク光代理店エヌズカンパニー:https://ns-softbank-hikari.com/
auひかりのプロバイダLinkclub(リンククラブ)まとめ
Linkclubはauひかりのプロバイダであるものの、新規で加入することはできなくなっています。
現在利用中の方は2020年2月現在そのまま利用を続けられますが、プラン変更や速度変更はできないので注意です。
これからauひかりの契約を考えている方がもしLinkclubの名前を見つけたら、“昔は使えたプロバイダ”ということで比較検討の対象にする必要ないですよ。
auひかりのキャンペーンを利用してお得に申し込む為にはキャンペーンを理解する事も重要です。auひかりのすべてのキャンペーンについて詳しくご紹介していますので是非参考にして頂ければと思います。