auひかりの引越しにかかる費用と手続きの手順をご紹介!注意点も把握して円滑な引っ越しを実現!

auひかり

auひかりはお得なキャンペーンが多数あり、通信速度も比較的速いことから多くのユーザーに支持されています。そのため、引越し先でもauひかりを利用し続けたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、auひかりの引っ越しにかかる費用やauひかりの引っ越し方法、注意点などについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

auひかりの引越しにかかる費用

auひかりの引越しにかかる費用は、主に以下の3種類です。

 

【auひかりの引越しにかかる費用】

  • 撤去費用と工事費用の残債
  • 引越し先で行う工事費用
  • 登録事務手数料

 

撤去費用と工事費用の残債

引越しする際にはまず、撤去費用と工事費用の残債を負担しなくてはなりません。2018年3月1日~2022年6月30日までauひかりホームタイプを契約していた方は、回線の撤去工事が義務付けられています。撤去工事費用は、3万1,680円です。

 

2022年7月1日以降にauひかりホームを契約した方やauひかりマンションを契約している方は撤去工事が義務付けられていないため、撤去費用も負担する必要はありません。ただし、その場合でも撤去を希望するなら3万1,680円の費用は発生します。

 

工事費用の残債とは、分割して支払っていた工事費用のまだ支払いきれていない部分の金額のことです。ホームタイプとマンションタイプで工事費が違うことや契約から引越しまでの期間も人によって異なることから、工事費用の残債はケースによって異なります。

 

引越し先で行う工事費用

引越し先で光回線を利用するためには、改めて工事費用がかかります。具体的な費用は、auひかりホームタイプが4万1,250円(税込)でマンションタイプが3万3,000円(税込)です。

 

ただし工事費無料キャンペーンを利用できることもあるため、しっかりと確認しておきましょう。

 

登録事務手数料

auひかりを引越し先で契約する場合、登録事務手数料もかかります。登録事務手数料はauひかりホームもマンションも共通で3,300円(税込)です。

 

引越しの工事費用は契約する窓口ごとに負担額が変わる

引越しにかかる工事費用に対しては、引越しキャンペーンを利用して負担を抑えることが可能です。契約窓口によって以下のように異なるため、事前に確認することをおすすめします。

プロバイダ引越しキャンペーンの概要
BIGLOBE・月額料金を値引き
・契約解除料や違約金、撤去費用免除
・引越し前の工事費残額値引き
So-net・工事費残債相当額分のキャッシュバック
・契約解除料無料
・ホーム回線撤去費免除
・月額料金を値引き
au one net・契約解除料免除
・初期費用残債値引き
・ホーム回線撤去費無料
@nifty・初期費用残額相当額の@nifty使用権プレンゼント
・契約解除料免除
・ホーム回線撤去費用免除
・auPAY残高3,000円相当プレゼント
・Webからの手続きで@nifty使用権3,000円分プレゼント
Asahinet-
@TCOM・au PAY 残高 3,000円相当をプレゼント
DTI-
GMOとくとくBB-

 

auひかりの引越し手順

auひかりを契約中に引っ越しをすることとなった場合の手続きには、主に2つの方法があります。

 

【auひかりで選択できる引越しの方法】

  • 同じプロバイダのまま引っ越す
  • プロバイダを変更する

 

同じプロバイダのまま引っ越しをする場合

同じプロバイダのまま引っ越しをする場合、手順は以下の通りです。

 

【同じプロバイダのまま引っ越しをする場合の手順】

  1. プロバイダに引っ越し手続きの申し込み
  2. 回線の撤去工事
  3. 引っ越し先の開通工事
  4. 機器の初期設定を行なって利用開始

 

プロバイダに引っ越し手続きの申し込み

まず、プロバイダに引っ越し手続きを申し込みます。

プロバイダ連絡先営業時間インターネット窓口
BIGLOBE0120-92-17409:00~20:00
※365日受付
こちら
So-net0120-08-0790
(コース変更ダイヤル)
9:00~18:00
※日曜、1月1日・2日は除く
こちら
au one net0077-7068
※上記がつながらない場合は以下
0120-22-0077
9:00~18:00こちら
@nifty0120-50-22109:00~21:00こちら
ASAHIネット0120-577-75710:00~17:00
※年末年始を除く
こちら
@T COM0120-987065月~金 10:00~19:00
土日祝 10:00~18:00
※メンテナンス日を除き年中無休
こちら
GMOとくとくBB0570-045-10910:00~19:00こちら
DTI0570-00474010:00~17:00
※平日のみ
こちら
Linkclub0077-70849:00~23:00
※土・日・祝日も受付
こちら

 

回線の撤去工事

2018年3月1日~2022年6月30日の間にホームタイプのプランを契約した場合、問い合わせ後に撤去工事を進めなくてはなりません。電柱から宅内に引き込んだ光ファイバーと自宅に取り付けた光コンセントの撤去が、基本的な工事内容です。

 

工事には立ち会いが求められますが、通常は1~2時間程度で完了するため、当日の予定を1日中開けておかなくても大丈夫でしょう。

 

引っ越し先の開通工事

次に、引越し先で新たな回線の開通工事を行います。工事には、やはり原則として立ち会いが求められます。ただし、作業にかかる時間は通常1~2時間程度。近くの電柱から光ファイバーの引き込みと自宅内への光コンセント設置が主な工事内容です。

 

光コンセントの位置についてはある程度調節できるため、事前に決めておき当日の作業を依頼する方に相談してみましょう。また、工事を土日祝日に行うとホームタイプの場合3,300円(税込)が割増料金としてかかるため、ご注意ください。

 

機器の初期設定を行なって利用開始

工事が完了したら、機器の初期設定をして利用を開始します。工事日の前日までにホームゲートウェイとその付属品が送られてくるため、光コンセントとホームゲートウェイをLANケーブルにつないでください。

 

正しく接続できれば、電源を入れるだけで使えます。接続設定の基本的な流れは、以下の通りです。

 

【接続設定の流れ】

  1. ONUと光コンセントを接続
  2. ONUとホームゲートウェイの接続
  3. パソコンをはじめとするデバイスにつなぐ

 

プロバイダを変更して引っ越しを行う場合

プロバイダを変更して引っ越しをする場合、基本的な手順は以下の通りです。

 

【プロバイダを変更して引っ越しを行う場合の手順】

  1. 契約中のプロバイダに解約の連絡
  2. 新居の住所で新規のプロバイダを申し込む
  3. 旧居で回線の撤去工事・機器の返却
  4. 新居で開通工事
  5. 届いた機器の初期設定を行なって利用開始

 

プロバイダを変更する場合、auひかりの引越し手続きも解約して新規で契約するような仕組みです。そのため、解約時に費用がそこまでかからなければあまり変わらないでしょう。

 

契約中のプロバイダに解約の連絡

まず、現在契約しているプロバイダに解約の連絡を入れます。解約の連絡が遅れると工事が引越しに間に合わない可能性もあるためご注意ください。

 

【解約ページ一覧】

プロバイダ連絡先営業時間インターネット窓口
BIGLOBE0120-86-0962
03-6385-0962
9:00~18:00
※年中無休
なし
So-net0120-80-77619:00~18:00
※日曜、1月1日・2日は除く
解約ページ
au one net0077-777
※上記がつながらない場合は以下
0120-22-0077
9:00~20:00
※年中無休
解約ページ
@nifty0570-03-221010:00~17:00
※日曜祝祭日、年末年始を除く
なし
ASAHIネット0120-577-10810:00~17:00
※平日土日祝
解約ページ
@T COM0120-805633月~金 10:00~19:00
土日祝 10:00~18:00
※メンテナンス日を除き年中無休
なし
GMOとくとくBB0570-045-10910:00~19:00
※平日のみ
なし
DTI0570-00474010:00~17:00
※平日のみ
解約ページ
Linkclub03-5778-388110:00~18:00
※平日のみ
なし

 

新居の住所で新規のプロバイダを申し込む

次に、新居の住所で新規のプロバイダを申し込みます。以下のように、プロバイダごとにキャンペーンも行っているためチェックしておくと良いでしょう。

 

【各プロバイダのキャンペーン】

プロバイダ主なキャンペーン
BIGLOBE・他社回線からの乗り換えで最大3万円還元
・合計6万円のキャッシュバック
So-net・新規申し込みで7万円のキャャッシュバック
au one net・新規加入でネット利用料最大2か月無料
・乗り換え時の解約違約金相当額を還元
・「ネット+電話」に新規同時加入で1万円相当還元
@nifty・他社サービス解約違約金相当額還元
・3万円のキャッシュバック特典
ASAHIネット・開通月無料+一定期間の割引
@T COM・他社サービスの解約違約金を還元
・「ネット+電話」の新規申し込みで初期費用相当額を割引
GMOとくとくBB・乗り換え時の解約違約金相当額を還元
・「ネット+電話」の新規申し込みで最大7万7,000円をキャッシュバック
DTI・開通月の料金無料

 

旧居で回線の撤去工事・機器の返却

解約を申し込んだら、旧居での回線撤去工事と機器の返却を行います。解約する場合は回線の撤去工事だけでなく既存のレンタル機器なども返却しなくてはならないため、ご注意ください。

 

撤去工事が必須なのは、2018年3月1日~2022年6月30日の間にホームタイプのプランを契約した方です。

 

新居で開通工事

旧居で回線撤去が済んだら、次は新規に申し込んだプロバイダの開通工事を新居で行います。工事には、やはり原則として立ち会いが求められますが、作業にかかる時間は通常1~2時間程度ですので比較的時間が取りやすいでしょう。

 

工電柱から光ファイバーの引き込み、自宅内に光コンセントを設置することが主な工事内容です。光コンセントの位置についてはある程度調節できるため、どのあたりに設置するか事前に決めておき当日の作業を依頼する方に相談してみてください。

 

また、工事を土日祝日に行うとホームタイプの場合3,300円(税込)が割増料金としてかかる点には注意しなければなりません。

 

届いた機器の初期設定を行なって利用開始

最後に、機器の初期設定を行って利用開始。必要な機器は工事日の前日までに届けられ、開通工事終了後、接続設定を行うだけで利用を開始できます。

 

【接続設定の流れ】

  1. ONUと光コンセントを接続
  2. ONUとホームゲートウェイの接続
  3. パソコンをはじめとするデバイスにつなぐ

 

auひかりの引っ越しをする際の注意点

auひかりを契約していて引越しをする際には、以下の点にご注意ください。

 

【auひかりの引っ越しをする際の注意点】

  • 引越しの時期に注意
  • 対応エリアに注意
  • 電話番号の変更に注意
  • マンションのプラン変更に注意

 

引越しの時期に注意

auひかり契約者が引越しする際には、引越しの時期に注意しなければなりません。タイミングによっては工事業者が繁忙期に入り、工事がスムーズに進められなくなるためです。

 

引越しが比較的多いシーズンである1~4月、特に3月・4月は突然引越しが決まった方や引っ越し手続きを失念していた方で込み合うため、ご注意ください。事前に引越しが決まっている場合は、なるべく早めに手続きを行う必要があります。

 

対応エリアに注意

auひかりでは対応エリア外もあるため、事前にチェックしなくてはなりません。auひかりは光コラボとは違い自社で独自の設備を使っていることもあり、一部地域では利用できないからです。

 

【auひかりが対象外になるエリア】

プラン対象外のエリア
ホームタイプ愛知県、静岡県、岐阜県、大阪府、京都府、和歌山県、奈良県、滋賀県、兵庫県、三重県、沖縄県
マンションタイプ沖縄県

電話番号の変更に注意

auひかりの固定電話サービス「auひかり電話」を利用している場合、電話番号をそのまま使えず変更しなくてはならないことがあります。ポイントは、電話番号を取得したタイミングの違いです。

 

【電話番号の継続・変更の基準】

  • 継続可:NTTの一般加入電話で取得
  • 要変更:auひかりの契約時に合わせて取得

 

マンションのプラン変更に注意

auひかりのマンションタイプの場合、引越し先によってはプランが変更になり通信速度に影響が出ます。auひかりのマンションプランは、マンションの構造によって以下の8のどれかに決まるからです。

プラン料金通信速度
タイプGお得プラン:4,730円
標準プラン:5,940円
下り最大:664Mbps
上り最大:166Mbps
タイプV4,180円下り最大:100Mbps
上り最大:100Mbps
都市機構4,180円下り最大:100Mbps
上り最大:100Mbps
都市機構Gお得プラン:4,730円
標準プラン:5,940円
下り最大:664Mbps
上り最大:166Mbps
タイプE3,740円下り最大:100Mbps
上り最大:100Mbps
タイプF4,290円下り最大:100Mbps
上り最大:100Mbps
ギガ4,455円最大1Gbps
ミニギガ5,500円最大1Gbps

※上記表内の金額はすべて税込です

 

上記の通りプランごとに通信速度の上限が異なるため、「引っ越したらプランが自動的に変わって遅くなった」ということもあり得るでしょう。

 

まとめ

auひかりを契約している方が引越ししてそのままauひかりを利用する場合、同じプロバイダのままで引っ越すだけでなくプロバイダを変更する方法もあります。プロバイダによってキャンペーンの有無や内容が異なるため、よりお得に契約するためにプロバイダを変更することも選択肢の一つとなるでしょう。

 

引越しの時期や対応エリアなどにも留意しながら、スムーズに引越しを進めることをおすすめします。