
【最新版】WiMAXのお得なキャンペーンを扱うプロバイダを徹底比較!5G対応の機種もご紹介!
WiMAXのプロバイダは、キャンペーンを活用することでお得に契約できます。しかし、キャンペーンの種類ごとの違いや利用方法が複雑でよくわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、WiMAXのキャンペーンについて詳しく解説します。各キャンペーンの特徴やプロバイダ契約時に押さえたいポイント、キャンペーンを受け取るまでの流れなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※記載した金額はすべて税込表記です。
WiMAXのプロバイダではどんなキャンペーンがある?
WiMAXを取り扱うプロバイダでは、サービスをお得に利用できるさまざまなキャンペーンが実施されています。主なキャンペーンは以下の3種類です。
- キャッシュバックキャンペーン
- 月額割キャンペーン
- その他のキャンペーン
それぞれのキャンペーンについて、概要や特徴などを解説します。
キャッシュバックキャンペーン
キャッシュバックキャンペーンとは、一定の条件を満たす人を対象に購入金額の一部を現金などで還元するキャンペーンです。一度は商品購入・サービス利用などで支払いが必要ですが、その後キャッシュバックキャンペーンを受けることで、トータルでの金銭的な負担が大幅に抑えられます。
キャッシュバックキャンペーンの主な特徴として、以下の3点が挙げられます。
- 現金やギフト券、ポイントなどが直接手に入る:現金または現金同等物が直接手元に届く点が、後述するキャンペーンとの大きな違いです
- 金額が大きい:WiMAXのキャッシュバックキャンペーンは数千円~数万円です(プロバイダによって正確な金額は異なります)
- 分割ではなくまとめて支払いが行われる:キャッシュバックキャンペーンでは還元額全額が一度に支払われるのが一般的です
月額割キャンペーン
月額割キャンペーンとは、月々の支払料金に割引が適用されるキャンペーンです。
キャッシュバックキャンペーンは、一度支払った金額のうち一部が還元されることで、トータルの支払額が小さくなります。月額割キャンペーンも支払額のトータルが小さくなるキャンペーンですが、月々の支払額を通常よりも小さくすることで、トータルの支払額が小さくなるという仕組みです。
月額割キャンペーンは、文字通り月々の支払額が小さくなるキャンペーンです。したがって、一括の支払いによりまとめて還元されるキャッシュバックキャンペーンと違い、長く契約を続けることでキャンペーンの効果が大きくなっていきます。
その他のキャンペーン
WiMAXのプロバイダで行われるキャンペーンにはほかにもいくつかの種類があります。主なキャンペーンの例は以下の通りです。
- 端末代無料キャンペーン:WiMAXを利用するために必要な端末代が無料になる。
- 解約違約金負担キャンペーン:他社から乗り換えでの契約にあたって他社の解約違約金が発生する場合、違約金をプロバイダが負担する。
- 初期費用無料キャンペーン:プロバイダ契約時には事務手数料など各種手数料がかかりますが、これらの初期費用が無料になります。初期費用無料キャンペーンの一環として端末代無料を実施しているケースもある。
各プロバイダのキャンペーンを徹底!
WiMAXサービスを提供している各プロバイダのキャンペーンおよび実質料金をご紹介します。今回ピックアップするのは、カシモWiMAX・Vision WiMAX・Broad WiMAX・BIGLOBE WiMAXの4種類です。
※実質月額料金は以下の式で計算した金額です。
通常の月額料金×契約期間+端末代などの初期費用=支払総額
(支払総額-キャンペーン適用による割引額)÷契約期間(月数)=実質月額料金
契約期間の定めがない場合、(支払総額-キャンペーン適用による割引額)÷36か月=実質月額料金
または月額料金-毎月の割引額=実質月額料金
プロバイダを選ぶ際に意識しておきたいポイント
プロバイダを選ぶ際に意識しておきたいポイントとして、以下の3点が挙げられます。
- キャンペーンは自分に適したものか
- 実質料金は安くなっているか
- キャンペーンの適用条件を満たしているか
上記のキャンペーンに関するポイントに加え、契約期間および違約金のチェックも重要です。それぞれについて詳しく解説します。
キャンペーンは自分に適したものか
プロバイダを選ぶ際は、実施しているキャンペーンが自分に適したものかの考慮が大切です。
WiMAXのプロバイダが実施するキャンペーンのうち、特に人気・インパクトがあるのはキャッシュバックキャンペーンです。しかし、注目度が高いとはいえ、人に適しているとは限りません。キャッシュバックキャンペーンは、受け取りのために申し込みが必要・毎月払う金額は通常通りという注意点があります。申し込みを忘れてしまい受け取れないケースや、毎月の支払額が小さい方が嬉しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
キャンペーンの種類はキャッシュバックだけではありません。自分に適したキャンペーンがあるか、自分が利用したいキャンペーンがあるかを判断基準にするのも一つの方法です。
実質料金は安くなっているか
実質料金が安くなっているかチェックすることも重要です。
プロバイダが実施するキャンペーンにはさまざまなものがありますが、お得に利用するためには、割引額だけでなく実質料金の計算を行うことが必要です。たとえばキャッシュバックの場合、月額料金そのものが高額なため、トータルではそれほど安くないケースもあります。月額割でも、初期費用の大きさや加入必須の有料オプションなどを考慮いた結果、トータルの支払額が大きくなる可能性もあるでしょう。
キャンペーン適用後の実質料金を計算するのはやや手間ではありますが、サービスをお得に利用するために欠かせない作業です。
キャンペーンの適用条件を満たしているか
キャンペーンの適用条件を満たしているかの確認も欠かせない工程です。
プロバイダに限らず、キャンペーンの多くは適用条件が存在します。たとえばキャッシュバックキャンペーンの場合、有料オプションへの加入が必須条件のサービスが少なくありません。また、キャッシュバックを受け取るためには、指定された期間中の手続きが必要なケースが一般的です。
適用条件を満たしていなければキャンペーンを利用できず、還元・割引などを受けられません。キャンペーンを確実に活用するためには、事前に適用条件をチェックする必要があります。
契約期間と違約金をチェック
プロバイダをお得に活用するためには、契約期間と違約金のチェックも必要不可欠です。
契約期間に定めがあるプロバイダの場合、特定の期間以外に解約すると違約金が発生する可能性があります。違約金が大きいプロバイダの場合、キャンペーンで得た利益よりも違約金の方が大きく、トータルでマイナスになる可能性があるので注意が必要です。
契約期間の有無や違約金の大きさはプロバイダによって大きく異なります。キャンペーンのメリットを最大限に活用し、必要以上の負担を避けるため、契約期間と違約金も事前に確認しておくと安心です。
申し込みからキャンペーンを受け取るまでの流れ
WiMAXの申し込みからキャンペーンを受け取るまでの流れをご紹介します。今回は取り上げるのは、キャンペーン受け取りに特別な手続きが必要となるキャッシュバックキャンペーンです。
基本的な工程は以下のとおりです。
- WiMAXの申し込みをする
- 選択した端末が届く
- 条件に沿ってキャンペーンの受け取り手続きを行う
WiMAXの申し込み
まずはWiMAXの申し込みを行います。ここでは、ご自身に適したキャンペーンを実施している窓口で申し込みを行う必要がある点に注意が必要です。
WiMAXの申し込みは携帯ショップや家電量販店など、公式サイト以外でも実施できる窓口は多くあります。しかし、指定窓口での申し込みがキャンペーンの適用条件として定められているケースが少なくありません。指定窓口以外でWiMAXを申し込んでしまうと、キャンペーンの適用を受けるチャンスがなくなってしまいます。
プロバイダによるキャンペーンを確実に活用できるよう、キャンペーンを実施している窓口の確認が不可欠です。
選択した端末が届く
WiMAXの申し込みが完了し内容に問題がなければ、申し込みから数日程度で選択した端末が届きます。プロバイダによっては最短で申し込み当日に端末の配送手続きを行ってくれる場合もあり、申し込みの翌日に端末が届く可能性もあるでしょう。
WiMAXを利用するためには、端末の初期設定が必要です。マニュアルを確認しながら初期設定を進めてください。
条件に沿ってキャンペーンの受け取り手続き
キャッシュバック窓口からWiMAXを申し込んだ人は、各窓口の条件に沿って申請期間内に受け取り手続きを行う必要があります。申請期間を過ぎるとキャッシュバックがもらえなくなるためご注意ください。
キャッシュバックキャンペーンを受け取るための注意点として、現金キャッシュバックと違約金キャッシュバックで異なる点がありますので、それぞれ詳しく解説します。
現金キャッシュバックを受け取る場合
現金のキャッシュバックを受け取るための申し込み方法は、大きく以下の通りです。
- 申し込み時に口座情報を伝える:プロバイダの契約時にキャッシュバックを受け取る口座を伝える方法です。この場合は申し込み後に特別な手続きをすることなく、後日キャッシュバックを受け取れます。
- 申し込み後にメールで口座情報を伝える:プロバイダの申し込み後、指定された期間中に口座情報を伝える方法です。申し込みの後日、キャッシュバックに関するメールが届くため、内容を確認して手続きを進めます。
- 申し込み後に申請書を郵送する:プロバイダの申し込み後、申請書を郵送して手続きする方法です。
現金キャッシュバックを受け取る方法は、プロバイダや申し込み窓口によって異なります。キャンペーンを確実かつ負担を最小限に受け取るために、できるだけ簡単に手続きできるキャンペーンを選ぶのがおすすめです。
違約金キャッシュバックの場合
現金キャッシュバックと同様、違約金キャッシュバックを受け取るための手続きも、プロバイダや窓口によって異なります。
違約金キャッシュバックの注意点として、他社で解約した旨を証明する書類や、違約金を支払った明細書などが必要な点が挙げられます。解約時に解約確認書類の発行を依頼し、違約金キャッシュバックの手続き時に送付する方法が一般的。口座情報は現金キャッシュバックの手続きと同様、メールや申請書などで伝えます。
違約金キャッシュバックを受け取るためには、必要な書類・手続きを十分に確認しなければなりません。
WiMAX+5G対応の端末を紹介
WiMAX+5Gを利用するには、5Gに対応した端末(機種)の用意が必要です。ここでは、現時点でWiMAX+5Gを利用できる端末をご紹介します。
WiMAX+5Gを利用できる機種は下記の2つです。
- モバイルルーター
- ホームルーター
使い道や求める要素に合わせた端末選びが大切です。それぞれの特徴や端末の種類について解説します。
モバイルルーター
モバイルルーターは軽量・小型で持ち運びができるWi-Fiルーターです。自宅以外での作業が多い人や、スマートフォンでの通信量が多い人などに適しています。
WiMAX+5Gを利用できるモバイルルーター端末は、現時点でSpeed Wi-Fi 5G X11とGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの2種類。それぞれの特徴は以下の表の通りです。
WiMAX+5G対応端末 | ||
---|---|---|
機種 | Speed Wi-Fi 5G X11![]() | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi![]() |
対応回線 | 5G(Sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ | 5G(sub6/<sub6・ミリ波>以外の周波数) 4G LTE WiMAX 2+ |
下り最大通信速度 | 2.7Gbps | 2.2Gbps |
上り最大通信速度 | 183Mbps | 183Mbps |
同時接続台数 | 17台(USB接続1台含む) | 11台(USB接続1台含む) |
大きさ | 外寸:約136.0×68.0×14.8mm ディスプレイ:約2.4インチ | 外寸:約147.0×76.0×10.9mm ディスプレイ:約5.3インチ |
重さ | 約174g | 約203g |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 5,000mAh |
バッテリー使用時間 | 連続通信時間:約490分(初期設定時) 連続待受時間:約400時間(初期設定時) | 連続通信時間:約1,000分(初期設定時) 連続待受時間:約790時間(初期設定時) |
本体カラーバリエーション | チタニウムグレー・スノーホワイト | ホワイト |
その他の特徴 | SIMロックなし バッテリーの劣化や消費を抑える機能を搭載 4GHz/5GHz同時利用が可能 など | Wi-Fiルーター最大級サイズの大画面 本体背面にスタンドがあり自立が可能 充電中に画面を常時ONにする設定が可能 など |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | Samsung |
※画像引用:UQWiMAX公式サイト
Speed Wi-Fi 5G X11はコンパクトで持ち運びがしやすい点、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはバッテリー容量が大きく長持ちする点が特徴です。それぞれ異なる強みを持つため、自分に合う端末を選ぶ必要があります。
なお2種類とも、5Gや最大速度が利用できるのは一部エリアのみである点に注意が必要です。5Gサービス提供エリア内であっても、利用する場所や状況によっては通信速度が低下、もしくは通信ができないケースもあります。
ホームルーター
ホームルーターは据え置き型のルーターです。使用する際はコンセントで通電させる必要があり、持ち運びはできません。自宅での作業が中心の人や、出先でのインターネット接続はモバイル回線で十分な人に適しています。
WiMAX+5Gを利用できるモバイルルーター端末は、現時点でSpeed Wi-Fi HOME 5G L12とSpeed Wi-Fi HOME 5G L11の2種類。それぞれの特徴は、以下の通りです。
WiMAX+5G対応端末 | ||
---|---|---|
機種 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12![]() | Speed Wi-Fi HOME 5G L11![]() |
対応回線 | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX 2+ | 5G(sub6/<sub6・ミリ波>以外の周波数) 4G LTE WiMAX 2+ |
下り最大通信速度 | 2.7Gbps | 2.7Gbps |
上り最大通信速度 | 183Mbps | 183Mbps |
同時接続台数 | 5GHz、2.4GHzいずれも20台 | 有線LAN:2台 無線LAN:30台 |
大きさ | 約101.0×179.0×99.0mm | 約70.0×182.0×124.0mm |
その他の特徴 | SIMカードを挿し電源を入れるだけで利用できる。工事不要 端末側の待機時電力を抑制する機能を搭載 WPSのほか、スマホアプリからQRコードを読み込むことでもWi-Fi接続が可能 など | ホームルーターをコンセントにつなげば利用できる。工事不要 セキュリティをより強固にしたWPA3を採用 スマホアプリでデータ通信量・電波状態の確認やルーターの設定が可能 など |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | ZTE Corporation |
※画像引用:UQWiMAX公式サイト
大きな違いとして同時接続台数が挙げられます。インターネットの利用環境を大きく左右する要素であるため、利用する端末の数に合わせて選ぶことが大切です。
なおモバイルルーターと同様に、5Gが利用できるのは一部エリアのみです。速度についても、通信環境や規格などの要素によって変動します。
まとめ
WiMAXのプロバイダでは、サービスをお得に利用できるさまざまなキャンペーンが実施されています。一口にキャンペーンと言っても内容やメリットが大きく異なるため、自分に適したキャンペーンを選ぶことが大切です。
また、キャンペーンをお得・確実に活用するため、事前に注意点や手続きの方法も確認する必要があります。今回ご紹介した内容を参考に、最適なプロバイダ選びをしてみてはいかがでしょうか。