
auでんきの電気料金はお得?評判からメリットやデメリットを紹介
KDDIが電気を提供しているのをご存知でしょうか。
auユーザー向けに提供しているサービスでauでんきという名称になっています。
広告やホームページで見て気になっている方もいるのではと思いますが、本当にお得になるのか、また電気会社を変えて不便なことが出てきたりしないのかどうか気になってなかなか契約に踏み切れないということもありますよね。
ここではauでんきについて徹底的に説明していきながら、お得になる場合やそうでない場合なども詳しく解説していきます。
auひかりやauのスマホを使っている方は要チェックですよ。
auでんきの仕組み
auでんきはKDDIと東京電力エナジーパートナー株式会社が共同で行っている電力提供サービスです。
2016年の電力自由化(政府の発送電分離改革)によってKDDIが新電力として参入したことでこのサービスが始まりました。
といってもKDDIが発電所や送配電網を持っているわけではなく、東京電力や関西電力といった電力会社がこれまで使っていた送配電網を借りる形で運営していますよ。
ただauでんきは誰もが申し込めるわけではなく、申し込むにはある条件があるんです。
auでんきを申し込むことが出来る条件とは?
auでんきの加入条件はシンプルで、auの携帯電話かauのスマホもしくはauひかりに加入しているということです。
簡単に言うとauユーザーのためだけにある電気サービスなんですね。
ただ世帯主で電気の契約者が必ずしもauユーザーである必要はなく、家族の誰かがauユーザーだったら大丈夫です。
auユーザーというのはここでは
auひかりのネットと電話(auひかり ちゅらは対象外)
au携帯
auスマホ
au4G LTEタブレット
au4G LTE対応PC
au Wi-Fiルーター
のいずれかを契約している方のことです。
au電気の料金プランについて
auでんきの料金プランはわかりやすい2種類で、
でんきMプラン(家庭向け)
でんきLプラン(店舗やオフィス向け)
になっています。
ただ例え同じプランでも料金体系は地域によって違っているんです。
実は東京なら東京電力の、関西地方なら関西電力のというように、その地方の電力会社の料金に準じる料金になっていますよ。
例えば東京のでんきMプラン料金で言うと、
基本料金 + 使った分の電気料金 ± 燃料費調整額 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金
になります。
また大阪のでんきMプランの場合だと、
1契約あたりの最低料金(15kWhまで) + 以降の使った分の電気料金 ± 燃料費調整額 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金
になりますよ。
なのでauでんきに変えても基本的な電気代はそれまでと変わらないということです。
auでんきの口コミ評判
実際に利用する前には世間ではどんな評判なのかが気になりますよね。そこでauでんきを利用している方の口コミや評判を集めてみましたので是非参考にして頂ければと思います。
良い口コミ評判

電気代のポイントが貯まるのでauでんきに変えたんですけどアプリが有能すぎて1日の電気代とか電気消費のグラフとか見てたら冬の電気代すごいんですよ!エアコン使わない月は半額くらいなんですけどね…冬はしかたないです。

私はauでんきにしてスマホ代と一緒に払ってるので楽です。アプリで一日いくら使ったかもわかるので。

auでんきのアプリでその日の消費ワット数が見えるのだけど、土日と平日の落差で私の出不精ぶりが分かってふふってなる。
全体的にauでんきのアプリに関する良い方向の評判が目立っていました。
悪い口コミ評判

@1ch1go
KDDI及びKFCならびにau。
先月から、毎回毎回電話対応が悪すぎる。個人でも法人でも問い合わせたけど一緒。
誤案内多過ぎる。
手間かかりすぎる。
auでんきしてるのに営業電話してくるし、お客様情報見ずに電話してるの?
めっちゃ無駄やし無意味じゃない?
時間の無駄。その時給はどこから。

@hizamaru_0
auの人にauでんきに変えてもそのまま口座から引き落とされるし何も変わらないって言われたからauでんきにしたのに振込用紙届くようになったからauでんきクソ

@Sora_LIEN
電力を東電からauでんきに切り替えるようにしつこく勧められたんだけど、それは断って東電のまま東電の電気代をauのクレカ払いにすることだけ了承したはずなのに、やらされたその手続きが実は電力の切り替え申請で、意図しないのにauでんきに加入となってしまった。これで伝わるかな?
auでんき自体のサービスが悪いといった口コミはほとんどなく、解約時の案内が不適切であったり、詐欺まがいな契約をさせられたような口コミがありました。
全体的にauショップの誤案内が多くの悪い口コミ評判となっていました。
auでんきにするメリットとは
料金体系が同じだったらわざわざau電気にしなくても今のままでいいのではと思うかもしれませんね。
でもauでんきはauユーザーのための電力提供サービスで、auユーザーのためのお得な仕組みが用意されているんですよ。
それではなぜauでんきにするとお得になるのかを具体的に見ていきましょう。
auでんきのメリットPontaポイント還元
auでんきは電気代に応じてPontaポイントをキャッシュバックしてくれます。
auでんきポイントで割引というサービスなのですが、auひかりかauの携帯電話を利用している方はこのサービスに申し込むことができますよ。
あくまでauでんきポイントで割引に申し込んだ人だけが対象なので、auから請求書が届くようになったら割引に申し込むようにしてくださいね。
ポイント還元の申し込みはauでんき利用者の専用サイトかauでんきのアプリから簡単に行えますよ。
しかも家族の中で電気契約者とauスマホ利用者の名義が違っていても、家族でなおかつau電気を使う同じ住所に住んでいるとポイント還元に申し込むことができます。
さらにポイントキャッシュバックの仕組みを詳しく説明しておきましょう。
まずポイントの還元率なのですが電気代の合計によって変動するようになっています。
ここでいう電気代には燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みませんよ。
還元率をまとめると
電気料金 | Pontaポイント還元率 |
---|---|
5,000円未満 | 1%ポイント還元 |
5,000円以上 8,000円未満 | 3%ポイント還元 |
8,000円以上 | 5%ポイント還元 |
※ポイントは税抜きの電気代に対して加算されます
例えば電気代が10,000円なら500ポイント還元されることになりますね。
またこのポイントとはPontaポイントのことです。
Ponta ポイントは1ポイント1円でauの支払いに使うことができる他、対象にしているお店では買い物に使うこともできますね。
ただauでんきの支払いには使えないことになっているのですが、それでも使い道は沢山あります。
ポイントがもらえることで料金が割引されているのとほとんど同じようなお得さがあるんですね。
このポイント還元がauでんきに申し込む最大のメリットになりますよ。
ネット・スマホ・電気の支払いが1つにまとまる支払い方法
毎月月末になると自宅にスマホや電気それに水道代など沢山の請求書が届きますよね。
でもそれを1通1通開いていって金額を確認して、ましてや合計でどれくらいの額になるのか確認するのはかなり面倒です。
でも例えばauひかりとauのスマホさらにauでんきを使っていると、ネットとスマホ場合によっては固定電話と電気代の請求書が1通にまとまって届きます。
請求書の管理が楽になるのは忙しい毎日の中結構なメリットになりますよ。
auの色々なサービスを利用する事でPontaポイントも貯まりやすくなります。
auでんきアプリで節電できる
電気代の請求書を見てこんなに電気代がかかったのかと驚いたことはありませんか?
電気はどれくらい使ったのか把握するのが難しいので、知らず知らずのうちに電気代がかさんでいくことってよくありますよね。
でもauでんきにはアプリがあり、そのアプリで電気メーターがいつでも確認できるだけでなく、今どれくらい電気を受かっているのかやこのままだと請求額がどれくらいになりそうなのかなどが目で見てわかるようになっています。
いつでもチェックできることで毎月の電気代をコントロールしやすくなりますね。
auでんきのデメリット
auでんきは電気を使えば使うほどお得になるうえに、電気を家まで送る仕組みは電力会社の設備を使っているのでこれまでとほとんどかわらないクオリティのサービスが期待できます。
手続きも簡単で申し込まないと損なような気もしますが、いくつか注意点もあるので一緒に見ておきましょう。
電気代をあまり使わない人はなかなかポイントがたまらない
法人で契約する場合はポイント還元の対象外
携帯電話やインターネットを気軽に変えられなくなる
またポイントは少なくてもたまるなら貯まる方がいいですが、携帯電話やインターネットを変えにくくなるのはちょっと気になりますね。
携帯電話のキャリアをスマホの機種を買い替えるごとに変えるという人も中にはいるかと思いますが、そういう場合はauでんきに申し込んでしまうと不自由に感じてしまいます。
auでんきを利用できるエリア
auでんきは本州・北海道・九州・四国のほぼ全域で使えます。
そして利用できるエリアなら一戸建てでもマンションでも関係なく申し込むが可能になっていますよ。
ただ全国にある離島では今のところ利用ができません。
中部電力と関西電力提供エリアは全域で対応していますが、その他のエリアの離島では適用外になってしまいます。
東京の大島や八丈島も利用可能エリア外になってしまうので注意してくださいね。
また九州や沖縄は利用できない島が多いので要チェックですよ。
auでんきはどこで申し込める?
auでんきに変えようと決めた時どうやったら申し込みができるのか、その手順も見ておきましょう。
ネットですべて完結することもできますし、逆にショップに行って対面で話を聞きながらじっくり検討することもできますよ。
※電気契約の名義とauサービスの名義が異なる場合はauショップもしくは電話での申し込みとなっています。
auでんきをインターネットで申し込む方法
auでんきはKDDIのauでんき申し込みページから申し込むことができます。
KDDIauでんき申し込みページ:https://www.au.com/electricity/
この時に準備しないといけないのは検針票という書類だけです。
検針票といわれても一体何のことなのかわからないかもしれませんが、ようは月々の電気代の請求書のことです。
申し込みページに検針票に記載されている供給地点特定番号とお客様番号を入力する必要があるんですよ。
番号さえ分かればいいので直近のものでなくてもいつの請求書でも構いません。
また関西電力か北陸電力を使っている場合は、この検針票の番号は不要になりまます。
auひかりやauのスマホを使っている方はauのIDを持っているはずなので、申込ページにそのIDとパスワードを入力してログインして、さらに検針票の番号を入力して申し込みを完了させます。
ネットで全部完了できるので手続きはとっても簡単ですね。
しかもそれまで使っていた電力会社に連絡したり工事したりする必要は全くなく、初期費用も掛からないんですよ。
auでんきをauショップなどで申し込む
またauショップから申し込むこともできます。
auショップで申し込むときも検針票は持参する必要がありますよ。
さらに身分証明書や印鑑も一緒に用意していくようにしてくださいね。
お近くのauショップは公式サイトから探すことが出来ます。
auでんきを電話で申し込む
でんきの契約名義とauサービス(光回線やスマホ)の名義人が違う場合、例えば電気契約は世帯主でauサービス(光回線やスマホ)の契約者名義は世帯主以外の家族名義で異なっている場合はauショップもしくは電話での申し込みとなっています。
一括受電やオール電化/大量の電気を使うご家庭での申し込みも電話かauショップでの申し込みとなっています。
0120-925-881(無料)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
携帯電話/一般電話から
auでんきの利用開始までの流れ
ネットで申し込みをしてから実際にauでんきを使い始めるまで2か月くらいのタイムラグがあります。
ただその間も問題なくそれまで使っていた電力会社から電気が提供され続けるので普通に電気は使えますよ。
ここでは申し込みをしてから実際にauでんきに切り替わるまでの流れを紹介します。
- STEP.01
- auでんき申し込み事前準備
- 現在契約中の電気検針票とauスマホ又はauひかりの契約情報の準備。
- STEP.02
- auでんきの申し込み
- あなたの環境に合わせて、auショップ、電話、インターネットで申し込み。
- auスマホやauひかりと現在の電気契約者名義が同じならインターネットからカンタン申し込み
- STEP.03
- auでんき切り替え工事
- 立ち合い不要で電気メーターが(スマートメーターに)交換されます。
- STEP.04
- STEP.05
- STEP.06
- STEP.0
- STEP.04
- 利用開始
- auでんきへのご契約手続きが完了すると、ご契約者住所に「ご利用開始の案内」や請求書が届くようになります。
メーターの交換があるものの、基本的にわたし達申し込みをした側は何にもしなくてもだいじょうぶなんですね。
「ご利用開始の案内」や請求書がauとしてくるようになったのを合図にauでんきに切り替わったことを知ることになりますよ。
費用も手間もかからないのでこれならauでんきに変えてみようかなと思う人も多いかもしれませんね。
auでんきのまとめ
auでんきは従来の電力会社と比べて電気代が飛躍的にお得ということではないものの、ポイント分電気代がお得になるauユーザーにとってうれしいサービスといえます。
ネットで申し込みが完了するので申し込みをするハードルも低いです。
スマホのキャリアや光回線をどこにしようか迷っている方にとっては、auだと電気代もお得になるかもというのはいい判断材料になりそうですね。
長くauの携帯電話やauひかりを使っていこうと考えている方は申し込むのもいいですよ。
auひかりのお得な申し込み方法は以下のページで詳しくご紹介していますので、これからauでんきにauひかりの申し込みもお考えの様でしたらご覧になってみてください。