
改悪!10分かけ放題DTISIMおとくコール10の提供開始
2017年9月14日ドリーム・トレイン・インターネットDTIはDTISIMにおいて、10分かけ放題のおとくコール10の提供を開始しました。料金は820円(税込902円)/月です。
おとくコール10はプレフィックス方式の通話サービスで10分以内の通話はかけ放題となります。
10分超過分は10円(税込11円)/30秒の料金が掛かります。
プレフィックス方式とは電話番号の先頭に指定の番号を付け足して通話する方式でMVNO各社のかけ放題プランに適用されている通話方式となります。
また自動で発信時に指定番号を追加してくれる【おとくコールアプリ】が用意されました。
かけ放題ではない10円(税込11円)/30秒で通話ができる【おとくコール】プランも用意されています。
DTISIM旧プランの【でんわかけ放題プラン】の今後
従来のDTISIMのでんわかけ放題プランは新プラン【おとくコール10】の提供に伴い、新規申し込みは終了しました。
現在でんわかけ放題プランに加入している場合は2018年の8月末日でサービスが終了となるようです。2018年9月には自動的にプランの解約扱いとなります。
現在【でんわかけ放題】プランに契約の場合は、2017年10月25日までに新プランに変更することによりDTISIMを契約している間はずっと-320円(税込352円)/月の実質500円(税込550円)でおとくコール10が使えます。
新プランの提供開始で起こる改悪とは
従来の【でんわかけ放題】プラン、DTISIMの最大の利点はMVNOでは唯一プレフィックス方式を採用していなかった、キャリアの通話品質をそのまま利用でき、わずらわしい発信前のアプリの起動をしなくてよいところにありました。
それが今回のおとくコール10の提供開始に伴い、遅くとも2018年の8月には利用できなくなります。
このキャリアと同程度のユーザビリティーが唯一他社との差別化でありDTISIMの武器でもあったように感じますが余程通話部分での採算が合わなかったのか、最大の武器がなくなり、現在の所、他社より少し安め(数十円程度)の料金以外のメリットがDTISIMから見つけ出せずにいます。
既存でんわかけ放題プランに加入の方はプラン変更で500円(税込550円)/月の10分かけ放題の破格で新プランに移行できますが、通話品質や、アプリ起動がめんどうでDTISIMを選択している層は今後の乗り換えも視野に入れた検討を迫られそうです。
プレフィックス通話
今回の新プラン提供に伴うプレフィックス通話はmineoと同じ【0063】を付与する為、通話の品質などはmineoと同程度と予想されます。
まだ新プランおとくコール10が提供され間もないので、通話品質などはmineoを参考にすると良いかもしれません。
新プランのプレフィックス通話以外でも通話は可能でその場合は20円(税込22円)/30秒となります。
新プラン電話かけ放題おとくコール10に変更して通話音質をテストしてみました。