auひかりのマンションタイプⅤの通信速度はどのくらい遅い?タイプV以外で速度が遅い場合の対処法も解説!

auひかりマンション

「auひかり」には、マンション用のプラン「auひかりマンション」が用意されています。建物の通信タイプに合わせてさまざまなタイプを利用できるため、契約予定のマンションに導入できるタイプを探してみましょう。

 

この記事では、auひかりマンションのタイプに関する基本情報や主な通信方法、最も通信速度が遅いとされる「タイプV」について解説します。auひかりマンションの契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

auひかりのマンションプランは8種類

auひかりのマンションプランは、全部で以下の8種類です。

 

プラン料金通信速度
タイプGお得プラン:4,730円
標準プラン:5,940円
下り最大:664Mbps
上り最大:166Mbps
タイプV4,180円下り最大:100Mbps
上り最大:100Mbps
都市機構4,180円下り最大:100Mbps
上り最大:100Mbps
都市機構Gお得プラン:4,730円
標準プラン:5,940円
下り最大:664Mbps
上り最大:166Mbps
タイプE3,740円下り最大:100Mbps
上り最大:100Mbps
タイプF4,290円下り最大:100Mbps
上り最大:100Mbps
ギガ4,455円最大1Gbps
ミニギガ5,500円最大1Gbps

※上記表内の金額は全て税込です

 

上記の通り、マンションのタイプによって契約できる内容・月額料金・通信速度に違いがあります。お住いのマンションのタイプがどれに該当するかについては、公式ホームページの提供エリア検索機能にてチェック可能です。

 

auひかりの速度は部屋までの配線の種類で変化する

auひかりの通信速度は、各部屋まで接続されている配線の種類によって異なります。具体的な配線の種類は、以下の3種類です。

 

【マンションの配線の種類】

  • 光ファイバー
  • LAN
  • 電話線

 

光ファイバー

光ファイバーとは、プラスチックや石英ガラスなどの透過率の高い素材で作られた配線のこと。非常に細い繊維が束になっており、大容量の情報を伝達できます。「光回線」という場合、光ファイバー回線のことを指すのが一般的です。

 

光ファイバー回線を利用する際は、まず動画や音楽などのデータをレーザー光に変換します。そして、レーザー光に返還されたデータを光ファイバーが伝達し、パソコンやスマホなどの各デバイスに伝える直前に再びデータに戻す仕組みです。

 

光ファイバー回線ではデータを電気信号によって伝送することから、高速通信が可能です。また、伝送損失が少ないことから、速度・画質・音質の低下が起こりにくい点も魅力だと言えるでしょう。

 

auひかりのマンション契約においては、タイプF・マンションミニギガ・マンションギガの設備において光ファイバーが使われています。

 

LAN

LANケーブルとは、「Local Area Network(ローカル・エリア・ネットワーク)」と呼ばれる、建物やフロアなどの比較的狭いエリアで構築されたネットワークをつなぐ配線のこと。2本の動線をより合わせた芯を利用する「ツイストペアケーブル」が一般的ですが、芯の数の違いによってさまざまな規格があります。銅線を使用していることから、定期的な交換が必要です。

 

また、LANネットワークには「有線LAN」と「無線LAN」の2種類があります。近年では無線LANを活用したネットワーク環境の構築が主流になっていますが、有線の方が回線の安定性があり、設定も容易です。

 

auひかりのマンション契約においてはタイプEで、マンション内の設備から部屋までの配線がLANになっています。

 

電話線

電話線を使ったインターネット環境の構築は、インターネットが普及し出した頃から利用されてきた方法です。電話線を利用した接続方法としては、主に以下の3つが挙げられます。

 

電話線を利用した3つの接続方法
アナログ回線アナログ回線をモデムとし、「ダイヤルアップ」と呼ばれる方法で接続する方法です。速度が遅く、接続すると電話が使えません。最も古くより利用されてきた接続方法です。
ISDN回線ISDNと呼ばれるデジタル回線を利用する接続方法です。接続中でも、通話できます。アナログよりも、高速で通信できます。
ADSL回線ADSLモデムとスプリッタを用いた接続方法です。高周波数帯域を利用し、これまで紹介した2つの方法よりも高速で通信できます。

 

auひかりのマンション契約においてはタイプG・タイプV・都市機構・都市機構で、マンション内の設備から部屋までの配線が電話線になっています。

 

一番遅いと言われているマンションタイプVでも快適に使うことが可能

auひかりのマンションタイプの中では、「タイプV」が最も速度が遅いとされています。ただし、タイプVでも十分快適に利用可能です。ここでは、タイプVの使用感についてご紹介します。

タイプVはVDSL方式だが動画閲覧などは問題なく行える

 

タイプVはVDSL方式を利用していることから通信速度が遅めですが、それでも動画閲覧などは問題なく行えます。VDSL方式とは、電柱からマンションの共有スペースまで光ファイバーでつなぎ、共有スペースから各部屋までの配線に電話線を使用する接続方法のことです。

 

電話線を利用していることから、どうしても通信速度が遅めになってしまいます。実際にタイプVの通信速度は上り・下りともに最大で100Mbpsであり、最も遅い部類。ただし、以下の通り、通常の動画を見るにあたって100Mbpsもあれば特に問題は感じないでしょう。

 

利用目的必要な回線速度の目安
メールやLINE128Kbps~1Mbps
ネット検索1~10Mbps
SNS3~10Mbps
動画視聴3~25Mbps
オンライン会議10~30 Mbps
オンラインゲーム100 Mbps

 

上記の通り、通常の動画視聴程度であれば問題ありません。もしタイプVで動画視聴が満足にできないのであれば、他に理由がある可能性があります。

 

部屋数の多いV16でも問題なし

部屋数が多い場合の契約対応である「タイプV16」であっても、快適にインターネットを利用可能です。そもそも「auひかりマンション」では、16部屋以上の場合「V16」、8部屋以上の場合は「V8」が適用されます。

 

部屋数が多くなればそれだけ回線が込みやすくなりますが、auひかりでは次世代規格である「IPv6」に対応していることから快適に利用できます。IPv6では、通信回線が混雑しにくい仕組みを構築。結果として、従来の回線よりも格段に回線の許容量が多く、ユーザーが多い場合でも快適にインターネット通信を楽しむことが可能です。IPv6に対応していることは、auひかりの大きな強みの1つだと言えるでしょう。

 

オンラインゲームを快適に行うには物足りない速度

タイプVでも一般的には十分な通信速度ではありますが、オンラインゲームを楽しむためにはやや物足りないと言わざるを得ません。オンラインゲームを快適に楽しむには最低でも100Mbpsの通信速度が求められますが、マンションタイプVの通信速度は最大で100Mbpsと不十分です。

 

オンラインゲームを快適に楽しむためには、大体「50Mbps以上の通信速度」と「16ms以上のping値」が必要だと言われています。ping値とは、簡単にいえばデータを送信してから帰ってくるまでの応答速度のこと。ping値は数値が低い方が速く、数値が高い方が遅くなります。

 

auひかりの場合、ping値が50Mbps以上出ていることも多く、通信速度の低さと合わせるとオンラインゲームのプレイにはやや物足りないかもしれません。

 

タイプVで遅いと感じる場合にはタイプGに変更できるかを確認

もしauひかりマンションでタイプVを契約した後に速度が遅いと感じたら、マンションによりますが「タイプG」に変更できる可能性があります。タイプGは光ファイバー回線を導入しているマンション向けのタイプ。最大通信速度が「下り664Mbps」「上り166Mbps」と高速です。

 

光ファイバーを利用しているマンションであれば、タイプGで契約できる可能性があります。そして棟内の設備導入が行われれば、タイプVからタイプに変更の申込が可能です。もともとはタイプVを導入している設備が多数でしたが、近年ではタイプGへ設備をアップグレードしているマンションも少なくありません。タイプVを利用していて遅いと感じた場合は、ぜひ確認してみてください。

 

タイプV以外で速度が遅い場合の対処法

タイプV以外のプランを利用しているにもかかわらず通信速度が遅いと感じる場合に、比較的早期にできる対処法として以下の4つが挙げられます。

 

【タイプV以外で速度が遅い場合の対処法】

  • 機器の再起動
  • ルーターの無線規格を確認
  • LANケーブルの規格を確認
  • 周波数帯の変更

 

ここからは、それぞれの対処法について具体的に解説します。

 

機器の再起動

通信速度が遅いと感じた場合の対処法としてまず挙げられるのが、関係機器の再起動。パソコンや端末、接続機器のホームゲートウェイやWi-Fiルーターなどの電源を一度落とし、改めて起動させてみてください。通信速度が下がってしまっている原因ははっきりしないことも多く、一度設定やキャッシュをリセットするために、再起動が有効なケースが少なくありません。

 

電源を落とした後全てのケーブルやコンセントを抜き、再度接続し直した上で電源を入れてみましょう。コンセントを抜く際には回線の元から遠い方から順番に抜くのが通常なので、パソコンをはじめとするデバイス、ルーターの順で抜いていきます。逆に、再度接続する際は、回線の元から近い端末から接続してください。

 

ルーターの無線規格を確認

ルーターの無線規格の確認も、通信速度が遅いと感じた場合の有効な対処法です。ルーターがデバイスの対応している規格よりも古い規格にしか対応していない場合、対応している機種に買い替えることで通信速度が速くなる可能性があります。もし無線でPCやスマホを接続されているのであれば、Wi-Fiルーターの規格を一度確認してみるのがおすすめです。

 

近年では、無線LAN規格は「11n」と「11ac」が主流となっています。11nは最大600Mbpsの通信速度、そして11acは、なんと最大6.9Gbpsの通信速度でネット利用が可能です。どうしても通信速度が改善しない場合、一度ルーターの規格を確認してみてください。

 

LANケーブルの規格を確認

通信速度を改善するための対処法として、LANケーブルの規格を確認することも挙げられます。LANケーブルにも規格があり、接続している機器よりも古い規格のケーブルを利用していれば、十分な通信速度が出せません。

 

LANケーブルには「カテゴリ」と呼ばれる通信規格があります。カテゴリは「5」「5e」「6」などと数字がつけられており、カテゴリ5(CAT5)の場合、最大伝達速度が100Mbps。そのため、最大通信速度がより高いタイプで契約していたとしても100Mbpsに制限されてしまうでしょう。「CAT」ではなく「cat」と表記されていることもあるため、見落とさないようご注意ください。

 

周波数帯の確認

忘れずに行っておきたいのが、周波数帯の変更です。ほとんどのWi-Fiルーターにおいては、「2.4GHz(ギガヘルツ)帯」と「5GHz帯」の2種類の周波数を使えます。基本的には、他の家電との電波干渉をおこしづらいため5GHzの方が速く、2.4GHzにおいては遠くまで電波が届きやすい点がメリット。そのため、ルーターと機器の距離が遠い場合は2.4GHz、距離が近い場合は5GHzと使い分けるのがおすすめです。

 

まとめ

「auひかりマンション」では、建物の通信形態に合わせてさまざまなタイプがリリースされています。最も通信速度が遅いとされているのはタイプVですが、動画視聴程度であれば十分快適に利用可能です。

 

また、タイプV以外で通信速度が遅いと感じたら、機器の再起動やルーター・LANケーブルの規格確認、周波数帯の変更を試してみてください。状況によっては、通信速度が改善される可能性があります。マンションでauひかりを利用しようと考えている方は、この記事を参考に検討してみてはいかがでしょうか。